聴覚障害者のお話を聞いて

つむぐ

2008年10月11日 10:26

昨夜は







おっと、また「昨夜」からの書き出しかっ!
ヾ(≧∇≦*)ゝ



昨夜の手話講座は、聴覚障害者の生活と題して、市内在住の三人の女性(20代、70代、50代)からのお話を聞きました。



20代の方は現在病院に勤務されておられ、そこでの体験を話されました。聴覚障害者を呼ぶときは肩を叩いたり、机を叩いたりするのが一番なのに、女性の肩を叩くことはセクハラになると思われていたので、机の前で驚かさないように身振り手振りで呼んでいたそうです。ただ、聴覚障害者が入院したとき、私を便利屋に使われたりするので疑問を持っているとも。

50代の方は、夫も聞こえないが、子ども二人は私たちのことをよく理解して育ってくれた。地域生活での問題は町内の方とのコミュニケーションがとれないことだとおっしゃっていました。




子育て時の苦労話や病院での苦労話は健聴者には気づかないことばかりでした。



障害者自立支援法ができて生活は変わりましたかとの質問を出しましたが、聞こえない人が聞こえる人とのコミュニケーションをとろうとするとき、聞こえない側が手話通訳者のお金を負担するのはおかしいとおっしゃっていました。滋賀県では運動した成果として、聴覚障害者への負担を撤廃させましたとも。



聴覚障害者が置かれている厳しい現実も知ることができた講義でした。