新聞の裏側で
昨日は大津市内で『新聞の現在を考える集い』が開かれました。
新聞社の販売店への押し紙問題で裁判を闘っている朝日、毎日、読売、山陽などの販売店主や弁護士、そして各地の販売労働者など多数が参加し、一般的には見えにくい新聞販売業界の悪弊の改革を共にしようとの熱い決意が込められた集会になりました。
この問題を追いかけているフリージャーナリストの黒藪哲哉さんや闘い半ばで急死された朝日・西宮販売労組委員長鎌田さんのお兄さんとも顔合わせができました。
語られる販売店主の内容は一国一城の主のそれではなく、全く身分不安定な、言うなれば名ばかり店長でいつ首のすげ替えがあるかわからないものでした。
集いの最後には、販売労働者が一人でも加入できる全国新聞販売合同労組を立ち上げることが提起され、参加された各地の販売労働者が集まり、その日の夜に準備会が開かれたようです。