嫌われる覚悟で。その2
「沖縄うらやましい」って書き込まれていた方に、ぶしつけでしたが、おたずねしました。
「うらやましい」の意味がわからない。基地被害で苦しんでいる現実があっても沖縄がうらやましいのか、それとも沖縄旅行に行けるのがうらやましいのかと。
その方は誠実に、本当に誠実に応えていただきました。文面からそれがにじみ出ていました。こちらこそ、本当に申し訳ありませんでした。
ただ、私に「深くお詫び申し上げます」と言われても、それは筋違いだと思いますので。
私自身、沖縄と日本の関係に気づいたのは、ほんの8年前でした。私もそれまでは沖縄なんて考えたこともなかったし、自分の思考領域に沖縄の文字は入っていませんでした。それがどれほどの沖縄に犠牲を押しつけていたのかを思うと恥ずかしい限りです。沖縄の人たちからはいつも鋭い批判を浴びています。でもそれは自分自身の甘さを指摘していただいていることと感じて、感謝しています。「沖縄大好き」という言葉の中には、ほとんどの人が「基地」は入っていませんし、最初から「基地」を見ようともしませんし、また、旅行会社も「基地」を見せないツアーを組んでいます。「青い海」「白いビーチ」「異国情緒溢れる島」。そんな言葉の裏側で、基地被害に苦しんでいる人たちのことを片時も忘れてはいけないと思います。
本当にどうもありがどうございました。これからもジャンルは違えど、沖縄のことについて、一緒に考えていけたらいいなと思います。また、私の拙いブログにもコメントを寄せていただければありがたいです。