朝日は宣言した

つむぐ

2008年12月31日 05:57

『「公」の再建は、資本主義をよみがえらせる上でも必要である。資本主義の代案は資本主義しかない』(29日朝刊)と。



ズブズブの商業新聞宣言であり、資本主義に代わるシステム、政治・経済・社会体制、例えば労働者が政権を握り、社会主義へ移行するなどということは考えもしない宣言であり、資本家と労働者という階級関係を維持し、搾取と差別と必然的な戦争という飽くなき資本家の欲望を肯定するどうしようもないブルジョア新聞宣言ではないのか。ジャーナリスト宣言があきれる。



戦中、戦争に反対する論陣を張っていたにも関わらず、不買運動が起きたら手のひらを返して戦争遂行新聞に成り下がった教訓がまだわからないらしい。



読売、産経は資本家の意図につくられ、忠実な下僕としての役割を果たしているが、きな臭い世の中になりつつある今の時期に、早々と資本主義賛美の宣言をするなんて、いただけないなあ。



気がつけば、赤紙になっていたなんてことがないよう、新聞販売、配達労働者も自分が読者に届ける新聞がどんな風になっているのか、なにが書いてあるのか、チェックを怠らないでね。