磨かれる

つむぐ

2007年02月05日 06:12

昨日は彦根で開かれていた人権問題の解決をめざす青年の集会に参加していました。

「同和」地区出身の青年や日系ブラジル人の女性らが自分達をとりまく差別や偏見をどう立ち向かっていくのか、一市民として差別や偏見をなくしていくにはどうしたらいいのかを考える素晴らしい集まりでした。

日系ブラジル人の女性はこう言いました。
「皆さんは外国人のことを口にする時、どのように呼んでいますか?」「外人て呼んでいませんか。外人というのは外の人を中に入れてやらないぞという差別用語なんです。その言葉を投げ掛けられると落ち込んでしまう」と。
また「同和地区」出身の青年は次ぎのように発言していました。
「部落は怖いと言う事がよく言われるが、僕から言わせると、部落問題をはじめ人権問題を自分の事と考えていない人の方が怖い。偏見を持ちやすいから」と。

すごくストレートな意見でした。こういう集まりに参加することで自分の考えや行いが磨かれるようです。