今日一日の出来事

つむぐ

2009年03月25日 23:40




本日夕方4時から県庁内で、県議会が「肝炎対策基本法の制定を求める意見書」を採択したことを受けて、記者会見をおこないました。



会見場に来ていただいたのは毎日、朝日、京都、産経、時事とNHKさんでした。




まず、薬害肝炎弁護団の弁護士さんから意見書の持つ意味を説明され、薬害肝炎原告の方2人から一日も早い肝炎患者支援法をつくってほしい。患者はもう待てないと訴えがありました。



県内には薬害肝炎の原告が10名おられますが、当時、肝炎ウイルスに汚染された止血剤・フィプリノゲンを投与された方は約3000人に上ることから、ご自分が肝炎に感染していることを知らないか、あるいは止血剤を投与されたことの証明ができない人が圧倒的だということが分かります。





この会見に先立ち、わずか10分でしたが、嘉田知事との懇談、面談が実現しました。これは前日、会派まわりをした折り、民主党・県民ネットワークの議員さんの計らいで実現したものです。



意見書が採択されたお礼と肝炎患者が置かれている厳しい環境を話しました。知事は患者の状況は承知しているとし、担当部署に実態把握を指示していると話されました。


意見書が大きなステップになるよう、がんばっていきたいと思います。