命の連鎖
今日は亡き父親の命日。
33年前、1976年6月17日。
肝硬変と腎不全で長い闘病生活にピリオドを打った。
58歳だった。
私がまだ22歳の時だった。19歳で結婚し、すでに子どもが1人、長男坊主が3歳になる手前で、娘があと3ヶ月ほどでこの世に生まれようとしていたときだった。
近くの町医者まで背中に背負って通い続けるということから解放されたこともあったのか、おやじが亡くなっても涙が出なかった記憶がある。
おやじの兄弟姉妹は全員この世にはいないけれど、命の連鎖って、すごいなあと思う。
そのうち、私もあんなおやじがおったと息子や娘から言われるんだろうな。
言われるだけマシか。
生きていた証だもんな。