肝炎患者への不当な扱い、差別を許さないために労働組合を!

つむぐ

2009年08月02日 07:28




多くの肝炎患者が、自分が肝炎患者だということを隠して働いています。


なぜなのか?



それは、これまでもそうだったけれど、肝炎に対する間違った理解、認識、つまり、肝炎はうつる病気だということで、そんな怖い病気を持っている人を雇い続けることはできない、一緒に働き続けることはできないと全く不当に差別され、職場を追い出されてきたからです。



その苦い経験や体験が一度や二度ある肝炎患者は、だから自分が肝炎だということを黙って、隠して働かざるを得ない状態にあります。



でも、いつまでもそんな状態を許しておけません。



自分が労働組合員だということをすぐに公表、通告するかどうかの問題はさておき、たとえとしてはどうかと思うけれど、不当な扱いを、差別的な扱いを受けたとき、肝炎患者会として抗議するのは当然のこととして、しかし、患者会には一定限界もあり、ならば、きちんと労働組合として交渉し(経営者側は労働組合からの交渉申し入れを拒否できない)、不当な扱いをやめさせることも必要になってきます。



実際に、県内のとある事業所で起こった『C型肝炎を理由にした解雇事件』には患者会と労働組合が事業所側に話し合いを申し入れ、解雇を撤回させた事案があります。



また、そういう不当な扱いを受けた患者仲間を同じ労働組合員として支えていくことも大切な活動のひとつです。



そう思います。



肝炎患者の方がこれを読んでおられたら、ぜひ連絡をください。