一つ目の質問
8月29日、長浜で開催された『市民公開講座〜肝臓がんにならないために』で、質問させていただいた二点についてテープおこししました。
若干修正しています。
まず一点目。
昨年、薬害肝炎が新聞やテレビで報道され、社会問題になったときはC型肝炎という言葉を目にしたり耳にしたりされたが、しかし、C型肝炎に対する誤った理解が潜在的にあるような気がする。
全国的にも患者に対する差別や偏見の事例があがっている。
例えば、歯医者の診察を断られたとか離婚させられたとか、就職の内定が取り消されたりという事例もある。
患者が作っているホームページに「キモい」「殺すよ」「死ね」といった書き込みがあって、IPアドレスをたどっていくと、とある小学校のパソコンだった。
県内でも、会社の食堂の食器を別にされたり、生命保険や共済保険に入れなかったり、自宅に生卵を投げつけられたりということもある。
最近ではC型肝炎を理由に職場を解雇されたり、福祉施設では肝炎患者の入浴を最後に回す決まり事が作られていたりしている。
これらが医学的な観点から間違っていることを指摘していただきたい。