ルーツを知ってますか?
自分の父親、母親が何という名前で、どこで生まれ、どんな環境で育ち、どんな人たちと交流があり、どんな考えを持って行動していた(る)のか。
あなたはご存じですか。
ま、これくらいは全部ではなかったとしても、知っている、あるいは聞かされたことがある。なんていう方が多いと思います。
それじゃ、自分の親の親、つまり、おじいさん、おばあさんのそれは?
もう一つ世代の前の方々のそれは?
三代前、四代前は?
五代前、六代前、えーいっ、十代前は?
もうここまでくると、その方々の、つまり自分の先祖の名前すら浮かんでこないし、ましてや、自分の先祖がどこに住んでいたのか、わからないと思います。
なにが言いたいのかというと、よく、ウヨクと呼ばれている人たちが使っていますが、サヨクの人たちに対して罵声を浴びせるとき、『おまえらはそれでもニッポンジンか!』と。
あなたは本当にニッポンジンなんですか、しかも生粋の、純血無垢のニッポンジンなんですかと聞き返したいですねえ。
答えられますか。
ふつうの会話の中にもよく『日本人でよかった』とか『日本人のくせに』という言葉が出てきますよね。
私はこの言い方が大っきらいです。
こんなことを書いてるから嫌われるのかもしれないなぁ。