ひとりコゴト

つむぐ

2011年01月03日 06:30

「平和を守ることは戦争になる」


10月9日、ある人から言われた。


この意味を考え続けていた。


言葉が深く、重たかった。


誰でも平和を守りたいし、平和な世の中でありたいと思っているから


「平和を守る」というのは当たり前の「スローガン」だと


思っていた。


でも、あの人の言うことがわかった。


「平和を守る」ために


自分たちの平安を、自国の平和を


守るために、「敵国」をつくりあげ、


偏狭な民族排外主義や偏狭な「愛国主義」を煽り、


挙国一致で「平和を守るために戦争を仕掛けていく」構図。


そんな構図が、いま、私たちの目の前で現れてきているのではないのか。


ある人たちは、沖縄に基地がなくなったら


中国が沖縄だけでなく、日本を侵略して来るだのと


本気で煽動している。


中国の人たちがどこどこの土地を買い占めているとか。


それじゃ、聞く。


私たちの身の回りの経済活動で


アメリカの資本が絡んでいないのを上げてほしいものだ。


これはアメリカ資本による支配・統制・侵略ではないのか。


アメリカは良くって、中国はダメって言う


根拠を示してほしい。


中国はすでに社会主義国でも何でもない


資本主義国になりはててしまっているとはいえ、


中国が駄目な根拠を示してほしい。


日本はアメリカ資本主義、いや帝国主義に従属する


二流の帝国主義として、アジアを中心に経済侵略している事実を


なぜ語らない。