沖縄報告 その1

つむぐ

2007年10月02日 14:51



9・29教科書検定意見撤回を求める沖縄県民大会に参加してきました。
朝からぐんぐん上がる気温、35℃。汗がしたたり落ちる暑さをものともせず、沖縄全土から人、人、人が押し寄せてくる。その数実に11万人。

今回、滋賀行動の仲間4人が、29日の県民大会への参加とヘリパッドがつくられようとしている東村高江、巨大な軍事基地がつくられようとしている辺野古を訪れ、座り込んで闘う人たちの声を聞き、闘いにふれ、ヤマトでどのような闘いをつくっていくのかを自分の問題として考えていこうと沖縄ツアーを組みました。

28日、那覇到着後、直ちに高江に。

N4ゲート前で座り込んでおられた方々に挨拶をし、ヘリパッドがつくられようとしている場所を見せていただきました。
現在でも夜中に離発着が轟音のもとで繰り返されている高江地区に、今以上の離発着が可能なヘリ基地建設に怒りがこみ上げてきます。
こんなのんびりとした山村になぜ人殺しの基地がというのが正直な感想でしたが、仮想敵国をつくり、その国の実情に会わせた訓練をするためにはこの地域がどうしても必要なんだと納得。だからこそ、「戦争推進派」の勝手にはさせないというのが平和をつくる立場の正論です。
そのあと、N1ゲート前まで案内していただきました。ここでは、高江の闘いの歴史や事実経過を簡潔にまとめて話していただきました。写真の右側に見える車3台は高江の人たちがゲートを封鎖しないよう防衛局が雇った人たちのレンタカーです。常に3台がゲートを逆封鎖しているそうです。
案内していただいた方の親戚の方が滋賀県内に住んでおられるというお話も伺いました。こんな偶然ってあるんですね。

29日は朝から辺野古に入りました。
ちょうど埼玉からやってきた青年が「千羽鶴」ならぬ「千匹ジュゴン」を寄贈されていました。すごい量でした。で、記念撮影を。
名古屋のウッシーさんもやってきていたし、そこに、東京・杉並の新城さんや小笠原さんも。
小笠原さんには2年前、「つくる会教科書」の問題で草津で講演会にお呼びして以来の交流があります。その小笠原さんに辺野古でお会いするとは。
で、早速定番の記念撮影。
私たちが滋賀行動で草津駅に張り出している横断幕を広げ、はいポーズ。左には安次富さんがいらっしゃいます。
このあと、辺野古の浜を歩いたり、事務所前のテントでは来られた方々との交流を深めました。



さあ、県民大会に行くぞ~
←専門学校の女子生徒たちがボードでアピール


←そう、自治会、町内会単位で参加。
すごい すごい 涙が出てくる


県民大会の報告は次に回します。(←もったいぶるなあ




さて、辺野古に基地はいらない滋賀行動ですが、
10月の定例街宣は
6日(土)と20日(土)です。
いつもと同じ草津駅前で14:00~15:30です。

お時間の許せる方はぜひお手伝いください。

国会請願も間近に迫ってきています。
滋賀行動が6月23日から集めた署名数は963筆で~す。
そして、私の手持ちが今90筆あるので、合わせて、なんと1053筆。
大阪や名古屋の皆さんのがんばりには追いつきませんが、
一筆一筆を大事にして、基地建設を止める大きな世論をつくっていきたいと思います。

ぜひ、6日と20日はお手伝いください。

なお、沖縄報告会の第一陣を
10月10日(水)18:30~
JR甲西駅前の沖縄館で行ないます。
集まってください。