1時間だけでしたが…

2008年05月25日



































5月2日、ミャンマー(ビルマ)を襲ったサイクロンによって
死者約10万人、行方不明者約7万人
家を失った人は何百万人にも及んでいます。


被害者の方々は食料や飲み水も満足に売ることができず
困窮した生活を強いられています。


その現状を伝え、現地に救援の募金を送ろうと
京都や滋賀の大学などに
留学しているミャンマーの学生たち20人が
24日、京都の繁華街=四条河原町の高島屋前で
募金活動に取り組まれました。


私も一時間だけでしたが
市民に大きな声を出して
「ミャンマーの災害救援募金をお願いします」と
呼びかけながら、チラシを配りました。


新聞記者が取材に来られていましたが
支援する私たち「日本人」の4人だけの写真を撮ることを約束してもらいました。


記者さんは怪訝な顔をされていましたが
ご承知のようにミャンマーは軍事独裁政権です。
少しでも現政権に反発するような態度や行動をとると
拘束・逮捕という事態まで予想されています。


アウン・サン・スー・チーさんは今も自宅軟禁状態が続いています。
このサイクロンでスー・チーさん宅も被害が出たそうですが
軍はいち早く壊れた塀を修理したそうです。


また、今回のサイクロン、政府・軍は進路を事前にキャッチし
軍用機などを真っ先に避難させたということです。


さらに、ご承知のことだと思いますが、
現政権は軍事独裁政権を永続的に合法化させるための
新憲法制定のための国民投票を
被災者救済の手だてよりも優先して行なったのです。


そのような現状でありながら、今回、街頭に立ち、
被災者救援募金を訴えられたことはすごいことだと思います。


募金活動は午後1時から6時までされたそうですが
私は次の用事が詰まっていて
開始から一時間だけ手伝わさせていただきました。



Posted by つむぐ at 05:25│Comments(0)
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