カッコイイだけでいいの?

2006年08月02日



沖縄のエイサーはかっこよくて、元気が出るとかなんとかの理由で学校での平和学習や青少年の育成のために取り入れているところが出てきました。
彦根城の中で演じたり、びわこおどりで演じられたりしたという新聞記事に目がとまります。
でも、このような記事を読むたびに、私は首を傾げてしまいます。

戦時中、例えばウチナーグチをしゃべる沖縄人をスパイと見なして日本軍の兵士に殺害されたことや沖縄の伝統的な文化・芸能である三線やエイサーを抑え潰し、禁止してきたのは日本でした。
そんな歴史を持っている三線やエイサーを単純に「カッコイイ」「元気が出る」だけで、取り上げていいもんなんでしょうか。

私が考えすぎなんでしょうか。







画像は沖縄でしか販売されていない なかよしパン です


Posted by つむぐ at 10:23│Comments(3)
この記事へのコメント
去年は大正区のエイサー祭(だったかな?)に行ってきましたよ。
今年はどうしようかな・・・
Posted by PON at 2006年08月03日 06:04
PONさん
当事者抜きのいろんなイベントが多すぎるような気がしています

滋賀県内には2000人以上の沖縄出身者が働きに来ていると言われていますが、そんな彼ら、彼女らが なんで表に登場できないのかをもっと知るべきだと思います

近江八幡市の小学校での琉球人差別発言
甲賀市内の病院での沖縄人差別発言
竜王町内の企業での沖縄差別落書き
人権副読本での沖縄差別記述

沖縄ブームの中で 旧態依然の差別感が
大手をふるっている現実が
すぐ近くにあることを知るべきだと思っています
Posted by つむぐ at 2006年08月07日 11:56
当事者抜き?意味がわかりません。
大正区は沖縄からの移住者も多く、主催者は沖縄系の方々のはずだと思っています。
昨年も沖縄からはもちろん、関西の各地域から沖縄の方々が集まり更にその他の方も楽しく一緒にイベントをしたのです。
マイナスの考え方ばかりしていたらダメだと思います。
Posted by PON at 2006年08月07日 20:08
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