{心不全の疑いあり}なんて、あり?

2009年04月16日




昨日は、半年に一回のペースでやっている「心室中隔欠損症」の定期検診でした。
生まれつき心臓の右心室と左心室を隔てる壁に穴があいています。6mm。

昨年11月の検診の時は、「心臓に穴があいているだけで、どこも悪くないよ」だなんて、ひっくり返る診断を受けました。


今回は診察室に入るといきなり、「◯◯さん、この間いつだったか、新聞に写真、載ってたね。あの写真と比べると肥えたんちがう」との切り出しで始まりました。


いくら、私がその日の最後の患者だとはいえ、リラックスしすぎの「問診」じゃないですか。


しかも、新聞に顔写真が載ったのは3月31日。
2週間で肥えたっちゅうのちょっと言い過ぎやで。


しゃあないから「はい、気がゆるんでいるんだと思います」と答えてはおいた。


そして血圧を測り、「血圧が少し高くなってるね。普段はどうなの?」。
「家にも血圧測定器があるので、気が向いたら測ってますが、いつもだいたい正常値で大丈夫です。先生の前なんで興奮してるんですわ」。



そんなやりとりをしたあと、診察ベッドに横たわり、心エコーをすることに。

知っている方も多いとは思いますが、心エコーは胸にゼリーの付いた器具で心臓を透視するやつ。


これがまた、冷たいのと、気持ちいいのと混在して、はっきり言いましょう。
そのうち、私は寝てしまっていたのでした。


エコーが終了して、胸についているゼリーをティッシュで拭き落とす。
先生曰く、「心臓の穴に異常は見られない。ただ、心臓に負担がかかってくるので、塩分を控えて、今の体重からとりあえず3kg減らしてください」と指導が入りました。




そして、なにげに電子カルテを眺めていると、「心室中隔欠損」の文字の後ろに「心不全の疑い」との記述が。


おいおい、「心臓に穴があいているだけでどこも悪くない」って言ってたよなぁ。



ま、でも、減量しよう。


Posted by つむぐ at 18:00│Comments(0)
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