薬害根絶デー

2006年08月24日

きょう8月24日が薬害根絶の日だっていうことをどれほどの人が知っているんだろう

サリドマイド
スモン
薬害エイズ
薬害イレッサ
ヤコブ
薬害C型肝炎
・・・・・・・・・・

自分に責任がないのに

不衛生、不適切な医療行為によって
一生を台無しにされた
苦しみは どう償ってもらえるのか



当事者になってみて はじめてわかった
C型肝炎の苦しみ
インターフェロンとリバビリン治療での
想像を絶する副作用

自分に責任がないのに
なぜそんな辛く苦しい副作用と
闘わなければならないのか

しかも 自腹で

沖縄に基地はいらないと草津駅でアピール活動をやっていても
参加する人は 少ないし いつも決まった顔ぶればかりです

なのに 肝炎患者が自分たちの境遇を知ってほしい、
C型肝炎の恐ろしさを知ってほしいと
肝炎に対する誤った認識、知識によって
顔も出したくない、世間に知られたくないと感じている
患者が街頭でビラを配る姿と対比させると

沖縄の基地問題が自分たちの問題ではまだまだないのかなと感じてしまう

二か月に一度 肝炎患者の交流会を開いています。
そこでは、辛く苦しい闘病生活が赤裸々に語られています。
副作用に耐えられず、駅のホームから身を投げようとして
駅にいた人にとめられた人。
何度治療に挑戦しても完治せず、体力的にまいってしまっている人。
近所づきあいが悪いと言われ、石を投げつけられて家のガラス窓を割られたり、
庭先に農薬を撒かれたりした人。
C型肝炎はうつる病気、感染する病気だと言われ、
会社の食堂の食器を別にされた人。

当事者じゃないとわからない辛い苦しみだからこそ、
この辛い苦しみを味合わせたくない、
一人でも早く肝炎の検査を受けてほしいという願いを込めて
街頭に立つ患者の仲間たち。

5月14日、薬害肝炎訴訟の九州原告の一人をお呼びして、
交流会を開いたあと、近くの駅前で
肝炎訴訟の現状や肝炎検査を受けてほしいなどの
呼びかけをおこなった。
最初、何人の患者さんが協力してもらえるのか計算できなかったのですが、
フタを開けてみると、交流会に参加されたほぼ全員が
駅の利用者などにチラシを配ってくれました。

やっぱり 当事者は強い!!!


Posted by つむぐ at 12:42│Comments(0)
この記事へのトラックバック
   24日、薬害根絶デー。早朝から上京し、朝の数寄屋橋での宣伝行動から参加しま
患者の声とどけ!【肝臓のなかまたち】at 2006年08月25日 17:13
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。