もう待てない!6・25行動

2007年06月19日

 今、薬害肝炎訴訟は、最大の局面にさしかかっています。東京判決以降、原告団/支援の会、または関連する諸団体の運動において、じりじりと当該問題の解決に向けた取り組みの進展が見られています。
 しかしながら、決定打がないままずるずると問題の解決を先延ばしにされてきていることも事実です。進行する慢性肝炎、治療費の工面に苦しんでいる人が300万人とも400万人ともいわれる現状を、「ほとぼりが冷めれば」という打算がかいま見られるように思われます。財政が緊迫していることは知っています。しかし、苦しんでいる国民を見過ごす政府を国民として許せません。
 この状況を打開、閉ざされかけている扉をこじ開けなければという思いで、東京で「もう待てない!総理決断要求行動」を断行いたします。一日でいいんです、あなたの時間をください。関東近郊の方に呼びかけて下さい。多くの人に伝えて下さい。一人ひとりの支援の一歩で、未来に希望を灯したい!!
 皆さま、どうかよろしくお願いいたします。

「6・25 もう待てない! 総理決断要求行動」
 日  時 2007年6月25日(月)13:00~
 集  合 日比谷公園カモメの広場
 行動場所 首相官邸前
            13:00 日比谷公園カモメの広場集合
13:30 首相官邸に向かって移動
14:00 首相官邸前に集合
              その後、安倍首相から回答がない場合は抗議行動突入
   夕方解散予定

 大阪原告の桑田智子さんのアピール(転載)
 「1000人って?大丈夫?」と最初は思いました。しかし、私自身、遅々として進まないことへの苛立ち、早く治療に専念したい、もう決着をつけたいという思いで、25日の抗議行動をやるしかないと腹をくくりました。座り込み行動も最初から勝算があったわけではありませんが、やって良かったわけですし、折角、みんなの力でつかんだチャンス、解決に結びつけるには、ここは踏ん張り時だと思います。最高裁まで闘いたくはないです。高裁の和解のテーブルに着かせる確約を取りたいです。
 官邸前の道路で、どしゃ降りであろうが、ダイインする覚悟です。頑張りましょう。

 九州原告の山口美智子さんのアピール(転載)
 もし、個人の裁判であれば、依頼言語士に任せて、プライバシー優先でもかまわないでしょう。しかし、この裁判は、350万人の肝炎患者の救済に繋がるということを私たち原告は理解できていると思います。思い出して下さい。東京原告13番さんの病床からの悲痛な叫びを。何故自分の最後の姿をさらけ出されたのでしょうか。何故遺族はそのビデオを提供されたのでしょうか。無念の思いで亡くなられた原告の裁判に託した遺志を継いでいかなければならないのです。だからこそ、この裁判の早期決着、全面解決を目標に、これまで活動可能に変えて突き進んできました。
 「今」こそ、他力本願ではなく、原告全員が立ち上がるときです。


Posted by つむぐ at 09:24│Comments(0)
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安倍総理の決断を願う【肝臓のなかまたち (第二世代)】at 2007年06月20日 08:20
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