手話を言語に

2010年02月15日



みなさんは NHK手話ニュースをご存じですか。


あのNHKが手話を取り上げているのだから、手話はれっきとした、一つの言語として認められていると思うでしょう。


でも、日本という国は、まだ憲法(法律)で手話を大切な言語として認めていません。


フィンランドの憲法では次のようになっています。


「フィンランドの国語は,フィンランド語とスウェーデン語である。
各人が,法廷において,またその他の公的機関との交渉において,フィンランド語またはスウェーデン語を自分の言語として用い,かつ,これらの公的機関から当該言語によって書かれた文書を受けとる権利は,法律によって保証される。公権力は,国内のフィンランド語系およびスウェーデン語系の住民の文化的および社会的要求に対して,等しい原則に基づいて対応しなければならない。
国内先住民族としてのサーミ人,およびロマニ人その他の民族集団は,固有の言語と文化を維持し,発展させる権利を有する。サーミ人の,公的機関においてサーミ語を使用する権利については法律によって定める。手話の使用者,および,身体障害のため通訳および翻訳の補助を要する者の権利は,法律によって保証される。



日本でも、35万人以上居る聴覚障害者の言語を保障するためにも、ぜひ手話を大切な言語として認められるよう、願っています。


Posted by つむぐ at 13:30│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。