沖縄

2010年04月04日



沖縄


昨年11月、読谷村で起こった米兵による男性ひき逃げ事件は、車に肉片が着いているのに認めようとしないばかりか、逆に「歩行者は光を発する衣服を着て事故を避けるものだ」などと言い放つ米軍に対し怒りと憤りが広がっています。


3月、


6日、路上で空軍米兵がアルコール検査を拒否して逮捕。(沖縄市)


11日、米海兵隊の大型牽引車とジープが県立中部病院救急搬送路に進入し、敷地内のガードレールや縁石を破損。(うるま市)



12日、米兵2人が客を装ってタクシーに乗車し、運転手の首を絞めて金を奪おうとしたが抵抗されて逃走。(沖縄市)


14日、米海兵隊員2人が酒気帯び運転で信号を無視した上で警官に体当たりし逮捕。(那覇市)


16日、飲酒運転していた米兵が軽自動車に激突。大破させ、親子3人に大けがを負わせて逃走。翌日、現場に現れて身柄を確保。(名護市)


21日、米兵が商業施設駐車場の壁に車を当てて逃走。逮捕。(沖縄市)


21日、米兵が飲酒運転でタクシーに当て逃げして逮捕。(うるま市)


27日、米海兵隊所属の米兵が那覇市の国道を飲酒運転。Uターン禁止場所でUターンして逮捕。(那覇市)



3月だけで、米兵がらみの事件・事故が新聞沙汰になっただけでこれだけあります。



沖縄に占領意識丸出しで居座る米軍・米兵が居なければ起きていない事件・事故です。



その度に米軍は「綱紀粛正する」とコメントを出しているのですが、海兵隊の機関紙には「大したことない問題を基地反対派が利用するので、気を引き締めるように」みたいに記事が載っていたそうです。あきれかえって言葉が出ません。



米軍は日本を守るために必要だと、「胸を張っておっしゃる人たち」に言いたいですね。


これらの事件・事故の当事者にあなたの大切な家族や知人・友人が、そして、あなた自身がなったら、どう思うのかをお聞きしたいです。それでも、日本を守るために「大したことない」のであきらめますか。



事件・事故の被害者が沖縄の人たちだったら、かまわないのですか。





沖縄を観光地としてしか見ようとしない、あるいは見せられていない私たちはもっともっと考えていかなければならないのではないでしょうか。



「沖縄料理店に行って沖縄そばやソーキそばを食べることが出来た」だけで、沖縄の基地が見えますか。



「キングスに勝った、負けた」と一喜一憂して、沖縄の基地が見えますか。



基地問題は見ようとしなければ、見えないのではないでしょうか。



米軍・米兵による事件・事故におびえ暮らしている現実。



その米軍兵士が「沖縄で、水出しっぱなし、電気付けっぱなし、エアコンつけっぱなしという、快適な暮らしをエンジョイするためのカネ」は私たちの税金から出されていることにも注目していくことが必要なのではないでしょうか。






Posted by つむぐ at 05:55│Comments(0)
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