フィンランドひとり旅(6)

2011年01月26日


しかし、行けども行けども
アパートには近づけなくなり、
ついに、帰り道には到底あり得ない
トラムの軌道が。

引き返そうかどうしようかと悩んでいるそのとき、
犬を連れた青年が目の前に。

勇気を振り絞って
Anteeksi haluan menna tassa と
地図を見せながら青年に声をかけました。

すると青年、一呼吸置いて
「なんですか」と日本語で。
でも、悲しいかな、日本語で答えてくれているのが
一瞬わからなかったんですね。
さらに、日本語で
「僕も一緒に行きましょう」と。
エーーーーーーって感じですよ。

Koiran nimeni on? と聞くと
犬の名前ですか? ノリと言います。
僕はマルクスと言います。
フィンランド語お上手ですねとも。

道すがら、彼が日本語で尋ね、
私がたどたどしいフィンランド語で堪えるという
不思議な空間がありました。



Posted by つむぐ at 20:05│Comments(0)
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