足元を見よう

2006年10月10日

10月10日。
1944年、沖縄の那覇では10・10空襲(米軍による大規模空爆)が市街地を焼き尽くし、
多くの死傷者が出た日。あれから62年。

くしくもその忘れられない、忘れてはならない日に、米軍は愛国者(パトリオット)という名の武器を沖縄へ
上陸させようとしています。この地対空誘導弾パトリオットの上陸を阻止しようと
沖縄の平和を願う人々が昼夜を問わず座り込んで、闘いつづけています。

しかし、「本土」のメディアは報道していません。

北朝鮮が核実験やったからとメディアはそればかりを流しています。
自分の足元に画鋲を置かれても気が付いていないんじゃないの?

北朝鮮への危機感をあおり、武器を持たせて、メディアもおどらせて・・・

時の権力者が外に目を向けさせよう、向けさせようとしているときは
自分たちへの批判や不満をそらせるのが目的。
これは歴史が物語っています。

北朝鮮の、地下実験とはいえ、核実験を絶対に許せませんが、
アメリカがこれまで何度となく核実験をやっていることには
なぜ何も抗議しないんだろうと思います。

アメリカの忠犬なんだから仕方ないで済ますことはできません。

アメリカ軍が沖縄に核兵器を貯蔵していることは既成の事実だと言われていることにも、
「本土」のメディアが何も指摘しないことに危険なにおいを感じます。



Posted by つむぐ at 12:28│Comments(0)
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