よく見ると放心

2008年05月14日

今日、本屋に立ち寄って買ってきた本。
私の年ぐらいになると、そろそろ自分の歩いてきた足跡を何かに記しておかないといけないのではないかと迷わず買ってみた。



どれどれ、私は1954年生まれ。この年は3月にアメリカがビキニ環礁で実験した水爆実験に第五福竜丸が遭遇し、乗組員23人全員が被爆して原爆症になった事件が一番に。7月に自衛隊が発足し、9月には台風15号で洞爺丸が遭難し1100人以上の死者・行方不明者が出た。また、力道山・木村VSシャープ兄弟による初のプロレス国際試合見たさに街頭テレビに黒山の人だかりとも書いてありました。



さてさて、私の連れ合いはっと。1968年生まれなので・・・。静岡県寸又峡での金嬉老事件に始まり、東大安田講堂バリケード封鎖、川端康成がノーベル文学賞受賞、三億円事件。海外ではロバート・ケネディが暗殺されるなどのニュースが目立ちました。

そう、連れ合いが生まれたとき、私はすでに中学生だったんですね。




で、他の年のページも眺めていると、うん、誤植を見つけてしまいました。
翌年の1969年、3月10日、佐藤首相、沖縄返還に関し、「核抜き、本土並みの放心で米と交渉」と表明



放心ですか。
放心=他に気をとられること。ぼんやりすること。心配することをやめること。って、書いてありました。

それでかあ。「核抜き、本土並み」がかなわなかったのは。




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