狭山事件。10/31

2008年10月30日

狭山事件。10/31
明日10月31日は忘れもしない、東京高裁寺尾裁判長による無実の石川一雄さんへの「無期懲役」という差別獄死を狙った判決が下された日。1974年10月31日。


埼玉県狭山市内の被差別部落に生まれた、石川一雄さんが1963年5月1日に発生した女子高校生誘拐殺害事件の犯人にでっち上げられた。犯人にされた理由はただ一つ、被差別部落=「同和地区」に生まれた、ただそれだけだ。


「あそこ(部落)のもんはなにをするかわからん」などという部落差別と偏見に基づき、石川さんを些細な別件で逮捕しただけでなく、全く関係のない女子高校生誘拐殺害事件の犯人に仕立て上げた国家権力に、言葉では言い表すことができないほどの怒りが湧いてくる。


有名な「吉展ちゃん事件」で犯人を取り逃がした警察が威信をかけて、狭山事件では「生きた犯人」を捕まえるために警察、マスコミを総動員した。


そして、石川一雄さん(当時24)を逮捕した。あれから45年。
石川さんは仮釈放されているが、「見えない手錠」につながれたままだ。


石川さんを無実で取り戻そう。


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