泣かされつづけています

2008年12月09日

正直なところ、9年半もいっしょに暮らしてきたケンが亡くなって、こんなに泣くとは、いや、泣かされるとは思いませんでした。




昨日、昼前、動物病院の担当医から携帯に『ケンちゃん、今、呼吸が止まり、懸命にマッサージしてます。すぐに来てください』と電話がかかり、連れ合いにすぐに連絡し、駆けつけたけれど、そこには医師4人が懸命の処置をしてくれた姿と泣き崩れる連れ合いの姿。


院長先生も泣いています。そういえば、9年半前、1999年6月11日、とある会社の倉庫の下から連れて帰って、以来、ずっとケンを診ていただいた先生。



ケガしたときも、ワクチンの時も、元気になったね、大きくなったねと優しく声をかけていただいた先生。4人全員で必死に一つの命を助けるためにがんばっていただいたのに。




私の愛情が足りなかったみたいです。










ケンは本当にやんちゃ坊主で、私に怒られ、追いかけられるのを楽しんでいたようです。



階段を下りるときも、ウーやゲンと違って、両手をうまくそろえて降りてきて、目にしなくても、その音でケンだとわかってしまうほどでした。



連れ合いが寝るときは最初ウーが手枕で寝たにも関わらず、いつの間にか、ウーを追い出し、足下で丸くなって寝ているやつでした。




味付け海苔が好きで、食事の時、味付け海苔が入った円形の入れ物のふたを開けるだけで、いままで自分専用のいすでひっくり返って寝ていたのに、足下に来て、おねだりをする、変なやつでした。









ビボママさん、ぱち朗さん、わざわざありがとうございます。うれしかったです。



そして、いつかさん。
涙ににじんで読み切れませんでした。ありがとう。



病院で白い棺に入れられ、3時間半ほど、一緒にいてやりました。棺には庭に咲いている花と最期にくるまって寝ていたひざ掛け、そして大好物だった味付け海苔を添えて、4時過ぎに出棺。



とある場所で最期のお別れをし、骨を持って帰りました。こんなに小さくなって。




あのときはああやったな、あのときはこんなんやったなとか思い出がありすぎて、こんなに泣かされるとは思いませんでした。



タグ :ねこ家族


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