薬害肝炎東京訴訟判決下る

2007年03月24日

昨日、東京地裁で薬害肝炎訴訟の判決が下りました。

ニュースや今朝の新聞にも詳しく書かれているので、是非読んでいただきたいです。

判決直後に出された薬害肝炎全国原告団と同全国弁護団の声明を載せます。


薬害肝炎東京訴訟判決を受けての声明

2007年3月23日


本日、全国5地裁に係属している薬害肝炎訴訟のうち、東京地方裁判所における判決が言い渡された。

本判決は、昨年の6月21日の薬害肝炎訴訟大阪地裁判決、同年8月30日の薬害肝炎訴訟福岡地裁判決に引き続き、フィブリノゲン製剤による薬害について、みたび国と企業の法的責任を認め、断罪した。さらに、第?因子製剤についても、初めて企業の法的責任を認めた。

本日の判決で、本件各血液製剤によるC型肝炎感染被害については、薬害であることが動かぬものとなった。国と企業は、直ちに被害者に謝罪し、薬害肝炎問題の全面解決に向けた協議を開始すべきである。

大阪判決及び福岡判決後、厚生労働大臣は、被害者との面会すら拒否し、何ら薬害肝炎問題の解決を図ろうとしなかった。国がみたび同様の対応をとるようなことがあれば、われわれは、不退転の決意で臨む所存である。

これまで本訴訟を支援していただいた国民の皆様にも、本件の全面解決及び全ウイルス性肝炎患者の被害回復に、これまで以上のご理解とご支援をお願いする次第である。

薬害肝炎全国原告団
薬害肝炎全国弁護団




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