メーデー
2009年05月01日

みなさん知ってました?
今日がメーデー、労働者の祭典だということを。
それぐらいは知ってるわい!
なんて、横向かないでくださいよ。
メーデーの起源は知ってますか?
19世紀後半、アメリカ、フランス、ドイツなど世界各国の労働者は、低賃金と長時間労働の強要など劣悪な労働条件のもとにおかれていました。
一日の労働時間は14〜15時間があたりまえで、労働時間の短縮は世界の労働者の共通した切実な要求でもありました。
1886年5月1日、『今日から一人の労働者も8時間以上働くな、8時間の労働!8時間の休息!8時間の睡眠!』というスローガンのもと、アメリカの労働者35万人がストライキに突入しました。
この闘いの中心になったシカゴでは、8万人以上の労働者がストライキに入りました。資本家たちは警察とスト破りを動員して弾圧にのりだし、指導的な労働者を礼状もなしに逮捕しました。そして、4人の労働者が死刑にされ、2人の労働者が終身刑の判決を受けたのです。
それから4年後、シカゴの労働者の闘いを記念して、1890年5月1日を、あらゆる国で、あらゆる町で、8時間労働制を要求して労働者が一斉に行動する『国際的示威の日』にすることになりました。
これがメーデーの起源です。
日本では1920年5月2日に活版工組合や新聞印刷工組合などの呼びかけで第1回目のメーデーが上野公園で開催され、5000人の労働者が結集しました。#JIS2D21#治安警察法の撤廃、#JIS2D22#失業の防止、#JIS2D23#最低賃金制、#JIS2D24#8時間労働制などの要求が決議され、#JIS2D25#ロシア革命干渉のためのシベリア出兵の即時撤退などの国際的な課題も決議されました。
だから、この日は労働者にとって意義深い日なんですね。
先達の労働者が闘って、闘って勝ち取ってきた最低限の労働者の権利は、やっぱり闘い続けなければ、それは簡単に切り崩されてしまいます。
今がそのよい例ではないでしょうか。
平和も闘い続けなければ、守り続けなければ維持できないように、労働者の権利も闘い続けなければ、19世紀後半に逆戻りしてしまいかねません。
県内で外国人労働者が次々と労働組合を結成し立ち上がっています。
私も遅まきながら、労働者として最低限の声は上げ続けていきたいと思います。
Posted by つむぐ at 13:27│Comments(1)
この記事へのコメント
あの駄文が大先輩のブログに転載されるとまずいのでは・・・
昨日のお昼に記事を見て、思いつくままに書きました。
でも、アレでよければOKです。
昨日のお昼に記事を見て、思いつくままに書きました。
でも、アレでよければOKです。
Posted by ぱち朗 at 2009年05月01日 17:09
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