手話雑感

2010年06月08日



「手話」をキーワードにすると、意外にもたくさんの方が記事を書いておられます。



聴覚障害者の大切なコミュニケーションのひとつ。


でもそれは「健聴者」にとっても、聴覚障害者とのコミュニケーションをとるために必要なものでもあります。



私は2年前に、遅ればせながら、草津市の手話入門講座を受けて、スラスラとはいかないにしても、聴覚障害者との接点を広げたいと思い、講座の後も気の合うみなさんとサークルを立ち上げました。



週に一回でも手話とふれる時間は貴重なものです。仕事やなんかで参加できない日もありますが。


それでも、何とか長く自分のペースで続けていきたいなと思っています。


で、なにが言いたいかというと、以前、手話を習ったけど今は忘れたなぁとおっしゃる方が意外と多いんですよね。



手話を日常的に必要ではないという「健聴者」の勝手な理屈なんでしょうか。



「健聴者」にとって必要なかっても、聴覚障害者にとって大切な言語ツールである手話を趣味や遊び、流行の域でしかとらえていないから、簡単に忘れてしまったなぁと言ってしまえるのではないのかと最近思えるようになりました。



聴覚障害者が手話でコミュニケーションをとってきてもわからない、理解できない「健聴者」側が本当は障害者=情報障害者じゃないのかと。



趣味、遊び、流行で手話をとらえることにものすごく違和感を感じている日々が続いています。



一週間にわずか一時間半程度の勉強会でも全く足りないのに。


タグ :手話


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