喫煙者による分煙運動を

2010年03月21日



今朝の新聞に「受動喫煙防止へ条例化検討」ってのがありました。



個人の嗜好品のたばこにまで国という公権力が介入するのは「禁煙ファシズム」だという批判があります。



そうでしょうか。



それじゃ、喫煙者側が先頭になって「分煙運動」を展開されているのでしょうか。



私は聞いたことがありません。



いいや、「分煙」をやってるよ。公共の場所では吸わないようにしているし、なんて、反論があるかもしれませんが、心の中では



厚生労働省の通達があったので、健康増進法が出来たので・・・。



という、消極的な対応で、仕方なく、肩身が狭いなどとぶつぶつ言いながら・・・。



そんな対応ではないのでしょうか。




ま、喫煙者は、その口や鼻から吐き出す煙の行方なんて、そして、衣服についた臭いなんて気にされていないのですから、そんな「分煙運動」なんて、起こすはずがないのかもしれません。はなっからそんな意識なんてないのでしょうね。



受動喫煙防止運動を「禁煙ファシズム」だと非難する前に、非喫煙者の健康を考える「分煙運動」を、喫煙者が率先して展開してくださいよね。




私は喫煙者=悪の権化だなんて言っていません。



あまりにも、マナーが悪い喫煙者が多いことに腹を立てているだけです。



喫煙者が誰にも迷惑をかけずに、自分だけのスペースで吸っている分には、何も言う権利はありません。



食事中に、例えその場所が禁煙・分煙でなくても、喫煙は控えるという、マナーさえ守っていただけるのならうれしいと言っているだけです。



歩きタバコをやめていただければいいんです。



タバコの害より、自動車の排気ガスの方が害が大きいのに、なぜその問題を取り上げないのかと、よく言われます。



そう思われるのなら、言われる方が率先して、自動車の排気ガスの問題を取り上げていただければいいのです。



そして、きっと、根っこの問題はいっしょだと思うので、手をつなげられると思います。


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