普天間基地撤去を求める高校生署名にご協力を
2010年07月11日
普天間基地撤去を求める高校生署名にご協力を
2010-07-11 10:24:24 | 沖縄
内閣総理大臣 様
普天間基地の閉鎖・撤去を求める署名
【趣旨】
普天間基地は、沖縄県宜野湾市の約4分の1を占めています(米軍基地は3分の1)。
そして、基地の近くには病院や幼稚園等の公共施設、住宅街があります。
米兵による犯罪や事故等も多数発生していて、夜間の飛行訓練をしてはいけないという約束も守られていません。
建物スレスレの超低空飛行、騒音被害もあり、地元住民は不安を感じています。
最近では、沖縄国際大学にヘリコプターが墜落しましたが、日本側は調査に踏み込めず、アメリカが単独調査を行いました。
普天間は、世界一危険な基地です。
沖縄県民が声をあげたため、96年に普天間基地を返還するということで、日米が合意しました。
ですが、その後、代替施設が必要になるとアメリカが主張。辺野古に基地を移設する計画が持ち上がります。
しかし、地元住民の強い反発のため、計画は進みませんでした。
そして、去年、鳩山元総理は選挙のとき、「最低でも県外、できれば国外」と言い、沖縄県民に期待を抱かせました。
しかし、2010年5月、結局、辺野古への移設に合意してしまいました。ですが、基地をたらいまわしにしてはいけません。
沖縄の基地負担は減らすべきです。
日本全国にある米軍基地のうち、75%が沖縄に集中しています。
沖縄県民の負担は大きいのです。
さらに、日本を防衛しているはずの米軍基地ですが、普天間基地には海兵隊(戦争になったとき、前線へ最初に突っ込む超攻撃型の部隊)がおかれています。
もしも、本当に戦争が起こってしまえば、最前線基地になるのは沖縄です。
沖縄は、過去の陸上戦で、数多くの被害を受けました。その地を、再び戦場やそれに近い状態にしては、絶対にいけません。
また、日本は戦争に加担することはないといっていますが、現に沖縄からイラクやアフガニスタンに向けて戦闘機が飛び立っています。これでは、日本が戦争に加担していると言われてもしかたありません。憲法とも矛盾している可能性があります。
普天間基地の閉鎖・撤去を求めます
沖縄県内への移設に反対します
団体 普天間基地撤去を求める高校生の会
メールkichimon1@yahoo.co.jp
ウェブサイト http://jimorikouken.web.fc2.com/
2010.6.12開始 / 7.10更新
現在までに集まった署名の数
375筆
賛同してくださる皆様(敬称略)
市川平(ヨコスカ平和船団)
伊藤千尋(ジャーナリスト・「Be」編集部)
大田昌秀(元沖縄県知事、元参議院議員)
岡本厚(岩波書店『世界』編集長)
落合恵子(作家・クレヨンハウス主催)
片岡伸行(『週刊金曜日』副編集長)
亀山統一(日本科学者会議平和問題研究委員・琉球大学農学部)
北村肇(『週刊金曜日』編集長)
寿[kotobuki](ミュージシャン)
田中優(未来バンク事業組合 理事長)
豊島耕一(佐賀大学理工学部教授)
松島泰勝(ゆいまーる琉球の自治代表・龍谷大学経済学部教授)
水島朝穂(早稲田大学教授)
宮城康博(芝居屋、元名護市会議員)
吉川勇一(「市民の意見30の会」)
ダグラス・ラミス(政治学者・沖縄国際大学非常勤講師)
渡瀬夏彦(ノンフィクションライター)
署名は、高校生ではない方にも、ぜひ書いて欲しいです。よろしくお願いします。
これまでの経過
2010年5月。
毎日のように、普天間基地問題のことがニュースになっていました。
鳩山元総理は、衆院選のとき、「最低でも県外、できれば国外」と言いました。
つまり、普天間基地は撤去するべきだし、沖縄に代替施設をつくることはないと明言したのです。
沖縄の基地負担は減らすべき、という考え方が根幹にありました。
連立していた社民党も、その考え方を支持しました。
しかし、アメリカ側は、沖縄(具体的には、辺野古)に代替施設を設けるべきといいました。
そうでないと・・・
・普天間基地の撤去には応じられない
・グアムへの海兵隊移転は無理
とアメリカ側は言いました。
沖縄の人たちは、普天間基地残留にも、辺野古への移設にも反対していました。
辺野古では、毎日座り込みが続いていました。
しかし、鳩山元総理は、腹案は持っているといいつつ、具体的な案を示しませんでした。
そして、徳之島への移設という案も浮上してきました。
徳之島では、集会が開かれ、反対が叫ばれました。
整理すると次のようになります。
◇鳩山総理 沖縄の基地負担は減らすべき、「最低でも県外、できれば国外」
(◇民主党 不明確)
◇社民党 普天間基地撤去、国外移設を模索
◇沖縄 普天間基地撤去、沖縄県内への移設には反対
◇アメリカ 辺野古への基地移設を求める→そうすればグアムへの一部移転に応じる
◇自民党 民主党は迷走している、無責任極まりない
しかし。
5月末、鳩山元総理は、辺野古への基地移設に同意。
アメリカの主張に屈してから、突如として辞任してしまいました。
鳩山元総理は、「自分は『抑止力』に対する理解が足りなかった」というようなことを言いました。
2010年6月12日、「これはおかしい」ということで・・・
沖縄に赴き、沖縄の文化のこと、基地のこと、沖縄戦のことを学んできた者が集まりました。
まず、基地問題は「沖縄の問題」ではない、というところから考えていきました。
そして、とりあえず、署名をつくって、うったえていくことにしました。
なので、署名の中身を考えていきました。
沖縄の基地負担は減らすべき、というところに集約されるだろうと感じました。
以下にまとまりました。
1「普天間基地の閉鎖・撤去を求めます」
2「沖縄県内への移設に反対します」
それから、趣旨に賛同してもらえないかと思い。
高校生が、様々な人に拙いメールや手紙やFAXを送りました。
嬉しいことに、多くの人から、返信が返ってきました。
そうして今に到っています。
・署名PDF版ダウンロード
手元になくても、メールで名前を送ってもらえれば、こちらで書きます。
高校生なので、事務所などを持っていません・・・
申し訳ないのですが、署名の送り先は、メールで聞いて欲しいです。
そうしたら、適宜考え、返信します。
普天間基地撤去を求める高校生の会へメール
http://jimorikouken.web.fc2.com/syomei2.html
2010-07-11 10:24:24 | 沖縄
内閣総理大臣 様
普天間基地の閉鎖・撤去を求める署名
【趣旨】
普天間基地は、沖縄県宜野湾市の約4分の1を占めています(米軍基地は3分の1)。
そして、基地の近くには病院や幼稚園等の公共施設、住宅街があります。
米兵による犯罪や事故等も多数発生していて、夜間の飛行訓練をしてはいけないという約束も守られていません。
建物スレスレの超低空飛行、騒音被害もあり、地元住民は不安を感じています。
最近では、沖縄国際大学にヘリコプターが墜落しましたが、日本側は調査に踏み込めず、アメリカが単独調査を行いました。
普天間は、世界一危険な基地です。
沖縄県民が声をあげたため、96年に普天間基地を返還するということで、日米が合意しました。
ですが、その後、代替施設が必要になるとアメリカが主張。辺野古に基地を移設する計画が持ち上がります。
しかし、地元住民の強い反発のため、計画は進みませんでした。
そして、去年、鳩山元総理は選挙のとき、「最低でも県外、できれば国外」と言い、沖縄県民に期待を抱かせました。
しかし、2010年5月、結局、辺野古への移設に合意してしまいました。ですが、基地をたらいまわしにしてはいけません。
沖縄の基地負担は減らすべきです。
日本全国にある米軍基地のうち、75%が沖縄に集中しています。
沖縄県民の負担は大きいのです。
さらに、日本を防衛しているはずの米軍基地ですが、普天間基地には海兵隊(戦争になったとき、前線へ最初に突っ込む超攻撃型の部隊)がおかれています。
もしも、本当に戦争が起こってしまえば、最前線基地になるのは沖縄です。
沖縄は、過去の陸上戦で、数多くの被害を受けました。その地を、再び戦場やそれに近い状態にしては、絶対にいけません。
また、日本は戦争に加担することはないといっていますが、現に沖縄からイラクやアフガニスタンに向けて戦闘機が飛び立っています。これでは、日本が戦争に加担していると言われてもしかたありません。憲法とも矛盾している可能性があります。
普天間基地の閉鎖・撤去を求めます
沖縄県内への移設に反対します
団体 普天間基地撤去を求める高校生の会
メールkichimon1@yahoo.co.jp
ウェブサイト http://jimorikouken.web.fc2.com/
2010.6.12開始 / 7.10更新
現在までに集まった署名の数
375筆
賛同してくださる皆様(敬称略)
市川平(ヨコスカ平和船団)
伊藤千尋(ジャーナリスト・「Be」編集部)
大田昌秀(元沖縄県知事、元参議院議員)
岡本厚(岩波書店『世界』編集長)
落合恵子(作家・クレヨンハウス主催)
片岡伸行(『週刊金曜日』副編集長)
亀山統一(日本科学者会議平和問題研究委員・琉球大学農学部)
北村肇(『週刊金曜日』編集長)
寿[kotobuki](ミュージシャン)
田中優(未来バンク事業組合 理事長)
豊島耕一(佐賀大学理工学部教授)
松島泰勝(ゆいまーる琉球の自治代表・龍谷大学経済学部教授)
水島朝穂(早稲田大学教授)
宮城康博(芝居屋、元名護市会議員)
吉川勇一(「市民の意見30の会」)
ダグラス・ラミス(政治学者・沖縄国際大学非常勤講師)
渡瀬夏彦(ノンフィクションライター)
署名は、高校生ではない方にも、ぜひ書いて欲しいです。よろしくお願いします。
これまでの経過
2010年5月。
毎日のように、普天間基地問題のことがニュースになっていました。
鳩山元総理は、衆院選のとき、「最低でも県外、できれば国外」と言いました。
つまり、普天間基地は撤去するべきだし、沖縄に代替施設をつくることはないと明言したのです。
沖縄の基地負担は減らすべき、という考え方が根幹にありました。
連立していた社民党も、その考え方を支持しました。
しかし、アメリカ側は、沖縄(具体的には、辺野古)に代替施設を設けるべきといいました。
そうでないと・・・
・普天間基地の撤去には応じられない
・グアムへの海兵隊移転は無理
とアメリカ側は言いました。
沖縄の人たちは、普天間基地残留にも、辺野古への移設にも反対していました。
辺野古では、毎日座り込みが続いていました。
しかし、鳩山元総理は、腹案は持っているといいつつ、具体的な案を示しませんでした。
そして、徳之島への移設という案も浮上してきました。
徳之島では、集会が開かれ、反対が叫ばれました。
整理すると次のようになります。
◇鳩山総理 沖縄の基地負担は減らすべき、「最低でも県外、できれば国外」
(◇民主党 不明確)
◇社民党 普天間基地撤去、国外移設を模索
◇沖縄 普天間基地撤去、沖縄県内への移設には反対
◇アメリカ 辺野古への基地移設を求める→そうすればグアムへの一部移転に応じる
◇自民党 民主党は迷走している、無責任極まりない
しかし。
5月末、鳩山元総理は、辺野古への基地移設に同意。
アメリカの主張に屈してから、突如として辞任してしまいました。
鳩山元総理は、「自分は『抑止力』に対する理解が足りなかった」というようなことを言いました。
2010年6月12日、「これはおかしい」ということで・・・
沖縄に赴き、沖縄の文化のこと、基地のこと、沖縄戦のことを学んできた者が集まりました。
まず、基地問題は「沖縄の問題」ではない、というところから考えていきました。
そして、とりあえず、署名をつくって、うったえていくことにしました。
なので、署名の中身を考えていきました。
沖縄の基地負担は減らすべき、というところに集約されるだろうと感じました。
以下にまとまりました。
1「普天間基地の閉鎖・撤去を求めます」
2「沖縄県内への移設に反対します」
それから、趣旨に賛同してもらえないかと思い。
高校生が、様々な人に拙いメールや手紙やFAXを送りました。
嬉しいことに、多くの人から、返信が返ってきました。
そうして今に到っています。
・署名PDF版ダウンロード
手元になくても、メールで名前を送ってもらえれば、こちらで書きます。
高校生なので、事務所などを持っていません・・・
申し訳ないのですが、署名の送り先は、メールで聞いて欲しいです。
そうしたら、適宜考え、返信します。
普天間基地撤去を求める高校生の会へメール
http://jimorikouken.web.fc2.com/syomei2.html
タグ :沖縄
Posted by つむぐ at
11:07
│Comments(0)