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2010年09月12日

ところで、やっぱりというか、昨日の野洲でのイベント。
そう、じんけんフェスタ2010。
なぜあんな場所で開いたんだろう。
さまざまな人権課題に取り組まれている団体や機関の展示ブースが全く見えないというか、人通りのない2階の薄暗い通路に点在しているために、その場所で展示していることさえ知らない人がほとんど。
人の動線をまったく考えていない。
2階から入場し、自分の席を確保し、ブースタークラブ入会やグッズの販売コーナーに駆け足一目さんで足を運んだり、チアリーダー体験やふれあいバスケットに子ども連れで参加するくらいで、お目当てはレイクスの試合だけって感じの態度の方が多かったような。
事実、野中広務と野洲市長の対談では、ガヤガヤと私語花盛りで、全く聞いていない。
野中広務の評価は別において、これじゃ何のために、広いコートを使っての対談なのか理解不能だ。
車いすバスケのすばらしさだけを堪能できたのが唯一か。ただ、日常生活と切り離された空間で、がんばっている障がい者よりも、隣にいる障がい者とのつきあいをどうするのか、どう接したらいいのかといった具体的な問題提起の方がほしい気がした。
ま、最初にレイクスの試合ありきで、優先順位を間違っているようなイベントだった。レイクスの試合だけを見に来る人の車が、午後一時半を回った頃から数珠つなぎになっていたことをみると、人権なんて他人事だと考えている人が多いと感じてしまう。
あまりの構成に、レイクスの試合を見ずに帰路についた。
後で聞いた話だけれど、
やっぱり、試合が始まると、人権を無視したような暴言的応援が花盛りだったという。
レイクスさん、主催者さん、人権をどう考えているんや。(怒)
Posted by つむぐ at
09:25
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