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Posted by 滋賀咲くブログ at

「強い」のひとことだなぁ

2011年05月29日


「抑圧と従順」でしかなかった中学生生活から自分自身を解き放とうと
たった一人でフィンランドの北部・ロバニエミの高校に入学。
自分の色がなかった、見つけられなかったそれまでとは打って変わって
同級生との友情やサポートを受けながら
独り立ちしていく様子を詳しく書いてあります。


読み終えた感想は、この言葉しか出てこないところに
私自身の貧困さがあるのかもしれないが
彼女は「強い」という言葉しか表現できない。


一年間だけの留学でもなく、
長期の旅行でもなく
そこで生活する道を選んだ彼女。
「凄い」なぁ。


近江八幡で開かれた「多文化まるごと講座」で
講師のフィンランド人女性と
詰まりながらもきちんとフィンランド語で会話している
「どこにでもいるおじさん」の語学力に驚き
何とかして自分も人とは違う
サプライズを持っていてもいいじゃないかとの
「不純」な動機から始めたフィンランド語の勉強。
しかし、なかなか壁が厚く、
上達しない自分に歯ぎしりばかりを繰り返す毎日。
頭が固くなったという理由で自分をごまかしたくないし・・・


彼女の「強さ」を少しでも見習って、
へろへろしながらでも前を向いていこうと思う。

  


Posted by つむぐ at 17:30Comments(0)