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Posted by 滋賀咲くブログ at

いい顔

2008年03月16日

してると思うんですが、親バカでしょうか。


親バカでしょうね。




親バカだ。
  


Posted by つむぐ at 20:31Comments(3)

沖縄について、高江のことから

2008年03月16日

沖縄島北部の豊かな森に囲まれた地域を「やんばる」と言います。広大な自然林と多種多様な生物の中で、人々は共に暮らしてきました。国指定の天然記念物で有名な“ヤンバルクイナ”もこのやんばるにしかいない鳥で、この森とともに国際的にも保護が訴えられています。この森の自然は世界自然遺産に推薦されるほどの貴重な、人類にとっての宝とも言われる場所なのです。


そのやんばるの中にある東村に、高江はあります。人口は140名、高江小中学校の生徒14名、未就学児13名。
自然豊かな環境の中でのびのびと育っています。静かで平和な高江ですが、沖縄のどこへ行ってもある米軍基地がここにもあります。日々の暮らしの中で、昼夜かまわず訓練のため、ヘリコプターが県道や民家の真上、授業中の小中学校の隣を爆音を響かせて飛びまわります。この基地は北部訓練場(ジャングル戦闘訓練センター)といって、ベトナム戦争開始3年前より面積不明のまま使用が始まり、“高江を含む北部訓練場に新たに6ヵ所のヘリコプター着陸帯を増設する”というニュースが新聞報道されました。高江の住民はこの計画を新聞で初めて知り、しかもこの移設計画は高江の集落(民家や公民館や小中学校)をぐるりとまるで包囲するような形でヘリパット(ヘリコプター着陸帯)を建設するというものでした。


1996年に日米両政府の間で行われた「SACO」という“沖縄に関する特別委員会”がありました。沖縄の基地問題には必ずと言っていいほど、この言葉が登場します。とっても簡単に言うと、この年に沖縄における米軍基地の見直し(整理縮小の要求)を話し合い、約束事が作られました。それに両政府が合意したというものです。
その内容とは、沖縄米軍基地を整理縮小すると見せかけて、基地の新設と再編強化の意図が隠されていたのです。
この「SACO」の合意により、普天間飛行場の代替という名目で、辺野古沖の移設計画が実行されようとしていることはあまりにも有名です。が、高江でもそれと同じように、北部訓練場の約半分を返還する代償に、米軍基地強化のためのヘリパットを6ヵ所も建設するという約束が、勝手に決定していたのです。そして、新しいヘリコプター(オスプレイ)の配備も、海から陸への上陸訓練のための水域と土地まで新たに提供するというものでした。
このように、陸、海、空が連動した恐ろしい戦争の訓練によって祖先から受け継いできた森や海、人々の暮らしが犠牲になっていくのです。

そして、高江区の住民は2006年2月23日、「ヘリパット反対」の決議を行いました。


現在では主に「CH46」というヘリコプターが高江の上空を夜の10時を過ぎてもかまわず訓練飛行を続けています。あまりに低空飛行するため、民家に近い県道の脇の木々が倒され、道路に散乱していることもあります。今でさえ、このような状況ですが、新しく配備が決定している「オスプレイ」というヘリは「CH46」の航続距離5倍、積載量3倍(トラック3台分)、速度2倍。ならばその爆音は一体何倍なのでしょう。そしてこのヘリは安全性も疑問視されていて、生産された15機のうちすでに3機が墜落しているのです。


高江の人たちは昨年7月から主なゲート2ヵ所前で24時間の座り込みを続けています。
「本土」の新聞ではほとんど報じられないため、しかも、自然豊かな“やんばる”の県道に沿ってでしか座り込みできないために、闘いは困難を極めています。
私は昨年9月末、「教科書検定意見撤回県民大会」に参加したとき、高江の座り込み現場に寄りました。
辺野古の闘い、新基地建設阻止の闘いは全国から青年たちも参加して、それなりにマスコミで報じられ、私たちも草津駅での定例街頭宣伝の際、辺野古を知っている方が増えてきましたが、高江のことは情報が不足しているのが現状です。

沖縄には“命どぅ宝”という言葉があります。

命こそ宝

戦争に反対し、戦争につながるすべてのものに反対していく。
それは被害者にも加害者にもなりたくないから。

辺野古のことをもっと知ってください。
高江のことをもっと知ってください。

沖縄大好きな方、沖縄に行かれたなら、少しの時間だけでもいいので、
基地のことや戦争のこと、そして、
実際に基地の強化や新設に反対している人たちの声を聴いてください。

確かに基地関連で働いておられる方や米軍相手に商売をしておられる方もいらっしゃいます。
でも、そういう仕事、商売を押しつけてしまっているのは誰なのかをはっきりさせておく必要があります。
それでしか生活をできないように追い込んだのは誰なのかを。

石垣島でも環境破壊としか考えられない新空港建設に反対して闘っている人たちがいます。
渡嘉敷や座間味では集団自決の生き証人が頑張って語り部で活躍されています。
そういう人たちの声を聴いてください。
石垣島や牛車で有名な竹富島では、「本土」からの移住者が増えています。しかし、住民票を島に移さないので、島に税金が入らず、困っている島の人たちの声を聴いてください。

なぜ、沖縄が失業率、破産率が全国トップクラスなのかを。
なぜ、青年たちが「本土」に就職せざるをえないのかを。








基地を押しつけているヤマトゥに住む一人として。

雑文でした。すみません。


  
タグ :沖縄


Posted by つむぐ at 17:55Comments(0)