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Posted by 滋賀咲くブログ at

教育長が暴言(下関市)

2008年07月04日

 山口県下関市の嶋倉剛教育長が、山口朝鮮初中級学校への補助金増額の要請に来ていた山口朝鮮学園の関係者に対し、かつて朝鮮半島における日本の植民地支配について、それは「歴史的事実に反する」という暴言を吐いていたことが明らかとなりました。

 暴言は、山口朝鮮学園の関係者、保護者らが6月26日、嶋倉教育長と面談している中で出ました。面談の中で保護者の一人が「(学校には)植民地支配で日本に渡航せざるをえなかった朝鮮人の子どもたちが通っている」と訴え、それを踏まえて、朝鮮初中級学校への補助金増額を願いたいと懇請されたのです。
 ところが、これに対して、文科省官僚出身の嶋倉教育長は「植民地支配という部分は歴史的事実に反するので受け入れられない」と突っぱねたのです。この暴言に学園側は強く抗議。しかし、嶋倉教育長は「日朝併合の部分をいかに言うかは自由」と開き直り、植民地支配であったことを改めて否定しました。
 かつて日本帝国主義の侵略によって、朝鮮半島が植民地支配のもとにおかれ、国を奪われ、言語や文字すらも奪われたことは動かしようのない事実です。
 朝鮮の人たちが、日本帝国主義によって祖国を奪われたなかで、生計の道を求めて、祖国を離れ、日本に渡って来ざるをえなかったり、日本帝国主義の戦争のために、日本に強制連行され、鉱山や炭鉱、ダム建設現場、トンネル工事現場に動員されたのです。そうした人々がどれほど低い賃金とむごい監獄労働の中で貧困の生活を強いられていたかは、誰でも知っていることです。
 筑豊の炭鉱跡には強制連行され働かされた無数の朝鮮人の骨が、祖国に帰ることなく埋まっています。

 いま、全国各地から嶋倉教育長の暴言に対し抗議の声が上がり始めています。  


Posted by つむぐ at 19:04Comments(0)

へちまの花

2008年07月04日


  


Posted by つむぐ at 12:43Comments(0)