美しい大地の旗
2008年08月17日

アイヌ語で『美しい大地』
アイヌ民族の先住権、民族自決権を掲げて行動する人たちの旗をプリントしたシャツ。
先の国会でアイヌ民族は先住民族だと決議されました。サミットが洞爺湖で開かれる直前にバタバタと決まった感があります。
さて、それじゃ、その先住民族としてのアイヌの人たちから奪った土地、狩猟権、生活の糧、民族の誇り、言葉、押しつけられた教育などなど、和人(日本人)の悪の所業についての具体的な謝罪と権利の回復はどうするんでしょうか。
先住民族で〜すって言うだけですか。
交通事故と比較するのも変だけど、加害者は被害者に精一杯の謝罪と被害者の精神的肉体的苦痛を和らげるための方策をとりますよね。
北海道という、明治になって和人が勝手につけた土地の名前からして、検討を加えるべきではないのとちがいますか。
私たち和人がこの問題に無関心であればあるほど、アイヌ民族への差別や排外の負の歴史が清算されないのではないでしょうか。
自分たちの祖父母がどんな病気で亡くなったのかという、あくまでプライバシーの問題を医学的な資料として本にして販売されている現実の問題もあります。
ピリカモシリ
本当に美しい大地でアイヌ民族が安心して暮らせる社会をつくるために、まず私たち和人がアイヌ民族の歴史や闘いについて理解していかなければいけないのではないでしょうか。
Posted by つむぐ at
16:48
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