沖縄について
2010年01月02日
改めて、テレビ欄見るけれど、あってもなかってもいいような番組ばかりですね。
年が変わることに過剰なほど色づけして、タレントさんがワイワイ騒ぐだけで。
ただ、昨日の朝、沖縄・辺野古からの中継はよかったですね。時間はホンのちょっとだけでしたが。
辺野古つながりの話をすると、昨年、爆笑問題の大田さんらが辺野古まで足を運び、新基地建設、普天間移設問題を視聴者にアピールしたこともよかったですね。おかげで、日本の政治家が沖縄をどう見ているかがよくわかったんで。
それに比べて、南部の戦跡には行っておくべきだとか沖縄の歴史を知っておくのはマナーだと言いながら、カップルで沖縄を楽しみたいのなら戦跡巡りはお勧めできないとのたまう紳助さんとのギャップが浮き彫りになったこともありましたね。
今年は嫌われても、嫌われても、沖縄の基地問題について、建設的な意見交換をおこないたいと思います。
Posted by つむぐ at
16:19
│Comments(3)
狭山事件・石川一雄さんの新年メッセージ
2010年01月02日
新年のメッセージ
全国狭山支援者の皆さん、新年明けましておめでとうございます。
私も爽やかな気持ちで2010年の朝を迎え、決意を新たに第一歩を踏み出せる
ことができました。まだ小さな光ではありますが、私の鬱積した気持ちを一
気に吹っ飛ばせてくれたのは、昨年暮れの「開示勧告」を出した裁判長の勇
気ある英断でありました。それを出させたのは46年に及ぶ皆さん方の闘いの
弛み無い努力の結晶であり、支援者各位が心を一つに、再審実現の一点を目
指し、闘いぬいて下さったことに、感謝の気持ちで一杯です。
勿論これからが本当の闘いであってみれば、「開示勧告」されたからといっ
て浮かれているわけではなく、逆に新年の第一歩を心を引き締めて踏み出し
つつ、今年こそ「事実調べ」や「証人調べ」を通して、再審開始をさせねば
ならず、そのためには、更に全国民的大衆運動に盛り上げていかねばなりま
せん。私も不屈の精神で闘って参ります。東京高検は「開示勧告」に従い、
すみやかに証拠を出してもらいたいと思います。
それにしても裁判長の心を動かし「開示勧告」を出させた「要因」は弁護団
の並々ならぬ努力で無実を明らかにする多くの証拠を積み上げてきたことと
共に、「公平・公正」な裁判を求める署名が100万筆を超えたことなど忖度し
た結果、最早無視できないまでに追い込んでいったものと思われます。
再審の理念とは合理的疑いを超えて証明されている筈の有罪証拠を具に検討
され、今迄の裁判所の判断、認定に疑問を持って見直すことであろうと思い
ます。加えて、幾多の重大な、素人でも感じる問題点に応えないまま、一方
的に有罪認定し続けてきた各裁判所の姿勢に今回の「開示勧告」は一石を投
じ、真相究明に踏み込んでくれたものと解します。支援者を前にして言及す
るまでもない事乍ら、裁判とは犯罪事実自体に存ずる疑問を解明する努力を
なし、初期の取調べ及び自白に至る生成過程の実態を究明すべき義務を負わ
されている筈なんです。ところが狭山事件に限っては、これまで、其の尽く
すべき審理をせず、確定判決を無条件に擁護してきました。今迄の裁判は新
証拠を蔑にし、私を犯人に決め付けて「本末転倒」の論理を用いて「有罪」
にしてきたわけですが、門野裁判長は「無辜の救済」という再審の理念に従
ったものと思われます。
最大の山場であることから、新年早々から支援のお願いに終始したことに申
し訳ないと思い乍もやはり、私の拠所は皆さん方でありますので、その辺を
ご理解頂いて、「開示勧告」をバネに、事実調べをさせるために大きな世論
を起こしていただきたい。是非とも本第3次再審請求で無罪を勝ち取って終
結できますよう、昨年以上のご協力を賜りたく切望する次第であります。私
も全精力を打ち込んで闘ってまいります。
最後になりましたが、皆さんがたのご健勝とご活躍を念じつつ、ご挨拶とい
たします。
2010年1月1日
石川 一雄
http://www.sayama-jiken.com/ki/ki353/ki353.html
Posted by つむぐ at
11:15
│Comments(0)