小学生が肝炎患者に暴言
2008年04月30日
自分の不注意ではなく、手術や出産の際、知らない間にウイルスに汚染された止血剤を投与されたり、注射器の連続使用など不衛生、不適切な医療行為によってC型肝炎を患った多くの患者が肝硬変や肝ガンへの進行に直面して闘っています。
その一人、Mさんという女性がつくっているホームページには肝炎患者が、藁をもすがる思いで病状を訴えたり、治療の情報を交換したりするBBSがありました(今は閉鎖)。
このBBSにある日の午後、わずか40分ほどの間に「死んで」「殺させろ」「逝ってよし」「ぶち殺すよ」「だまれ」「きもいよ」などの書き込みが続けさまにありました。
あまりにも酷い書き込みなので、Mさんと何人かの有志でどこのパソコンから発信されたのか調べました。二日後、発信元が判明しましたが、ここでまた驚きの事実が出てきました。
なんと、とある小学校に設置してあるパソコンだったのです。
抗議したところ、その小学校を管轄する市から次のような謝罪文がありました。
『本市IPアドレスから掲示板への心ないか書き込みがあり、指摘を受けました。今回、指摘を受けまして調査したところ、小学校の児童が病気に関する知識もない中、相手の気持ちも考えずに、書き込みをしたということが判明しました。今後このようなことがないように教育委員会と十分協議をおこない、再発防止に向けて万全を期して参りたいと考えております。』
小学生と言えども、肝炎患者に『死ね』『殺す』という書き込み。これは殺人行為です。
福祉施設がC型肝炎を理由に職員を不当に解雇しようとしたり、ある地域では患者の家に生卵を投げつけられたり・・・。「薬害肝炎被害者救済法」「インターフェロン治療費助成」という、肝炎患者をとりまく環境が一歩前進しているかのように見える一方で、肝炎患者への差別や偏見、言葉の暴力が現れている現実には愕然とします。
タグ :肝炎
Posted by つむぐ at
18:00
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