4年前の日記から
2007年08月19日
「わが子の結婚式に出席した。自分自身、結婚式をあげていないし、今まで結婚式に参加した回数もわずか2回しかない。
今回は新郎の父親として出席。主人公でもないのに、緊張と不安がこれでもかこれでもかと押し寄せてくるのがわかる。式そのものは30分ほどで終わったが、感覚としては2、3時間の長丁場のような感じだった。
彼には父親らしいことをしてやれなかった。その彼の結婚式に立ち会えるなんて、自分の寿命を考えてもありえないと思っていたので感無量だった。
ホテルの敷地内に併設してある小さな教会。記念撮影の背景に広がるマリンブルーの海と天高く澄んだ青い空。ぽっかり浮かんだ白い雲が最高のロケーションを演出してくれた。
那覇空港のロビーで時間待ちをしていると彼からメールが届いた。『来てくれてありがとう。薬、忘れんなよ。身体、大事に』。まわりには人待ちの人や沖縄土産をどっさり抱えた人がいっぱいいるのに、なぜかとめどなく涙が溢れてきた。メールには『来年にはおじいちゃんになるよ』とも書かれてあった」
2003年11月25日、この日を忘れない。
C型慢性肝炎の治療の真っ最中でもあったこの頃。主治医と相談の上、前日の朝にインターフェロンを注射し、午後の便で那覇へ。翌日の午後の便で那覇を発ち、27日の朝に病院へとバタバタしていたが、彼の結婚式に出席したことがつい昨日のように思い出される。
今回は新郎の父親として出席。主人公でもないのに、緊張と不安がこれでもかこれでもかと押し寄せてくるのがわかる。式そのものは30分ほどで終わったが、感覚としては2、3時間の長丁場のような感じだった。
彼には父親らしいことをしてやれなかった。その彼の結婚式に立ち会えるなんて、自分の寿命を考えてもありえないと思っていたので感無量だった。
ホテルの敷地内に併設してある小さな教会。記念撮影の背景に広がるマリンブルーの海と天高く澄んだ青い空。ぽっかり浮かんだ白い雲が最高のロケーションを演出してくれた。
那覇空港のロビーで時間待ちをしていると彼からメールが届いた。『来てくれてありがとう。薬、忘れんなよ。身体、大事に』。まわりには人待ちの人や沖縄土産をどっさり抱えた人がいっぱいいるのに、なぜかとめどなく涙が溢れてきた。メールには『来年にはおじいちゃんになるよ』とも書かれてあった」
2003年11月25日、この日を忘れない。
C型慢性肝炎の治療の真っ最中でもあったこの頃。主治医と相談の上、前日の朝にインターフェロンを注射し、午後の便で那覇へ。翌日の午後の便で那覇を発ち、27日の朝に病院へとバタバタしていたが、彼の結婚式に出席したことがつい昨日のように思い出される。
Posted by つむぐ at
09:55
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