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Posted by 滋賀咲くブログ at

もしも滋賀が沖縄だったら…

2006年08月29日


沖縄には日本に駐留する米軍基地の75%が集中しています。
この米軍基地から古くはベトナムへ、そして今はアフガニスタンへ、イラクへ
人殺しのために武器弾薬や兵士が飛び立っています。

この米軍基地を沖縄を含む日本に居心地よく駐留させるために
私たちの税金が使われています。
年間数千億円も。

この税金によって、兵士(とその家族)が何の不自由もなく基地の中で暮らし、
人殺しのための訓練をし、イラクへ飛び立っているのです。

この税金によって何不自由なく暮らしている兵士が
沖縄の女性や子どもたちに暴行を加え、
ある時は誘拐・拉致し、殺害したりしているのです。

つまり、私たちの税金で人殺しを育成し、
私たちの税金で基地被害に苦しむ沖縄の人たちに対し、
加害者側に立ってしまっているのです。

知っていますか、
沖縄は台風銀座と呼ばれていますが、
そんなに高い山がないために慢性的な水不足です。
断水が続いていても、
基地の中は水が使い放題ってことを・・・

一週間のテレビ番組を眺めていても、沖縄を紹介しないときがないほど、
まだまだ沖縄ブームが続いています。

私もさんしんの音色を聞くと、心和みますし、
勇壮なエイサーには身体踊らせ、自然とリズムをとっています。
沖縄の食材を買い物で見つけると、無意識のうちに買ってしまっている自分があります。

県内にも市民有志がさんしんサークルをつくって
いろんな機会を利用して、その腕前を披露されています。

でも、なぜ、さんしんだけなんでしょうか?
なぜ沖縄と言えば、沖縄そばであり、シーサーなんでしょうか?

新聞やテレビなどマスコミも沖縄と言えば、
そのようなものばかり紹介して、
なぜ、もう一つの沖縄の現実、
基地被害に苦しむ沖縄を映さないのでしょうか?
なぜ、なぜ?

沖縄の現実がもし、私たちが住んでいる滋賀県だったら・・・?
滋賀県を紹介するのが琵琶湖であったり、
江州音頭であったり、フナ寿司だけだったらどう思いますか?

滋賀県の面積の重要な部分を基地が占め、
戦闘機の轟音に耳を押さえ、
Y(米軍関係者)ナンバーの車の暴走におびえ、
自分の家族(娘、子ども)が兵士によって
乱暴されたり、傷つけられたりしているのが
日常茶飯事の出来事なのに、
そんな実態を一つも伝えてくれずに、
琵琶湖の自然や江州音頭やフナ寿司ばかりを紹介されたら
どんな気持ちになるでしょうか?

多分、そんなとき私たちは声をからして叫ぶでしょう。
「そんなんだけが滋賀県ちゃうぞ!!!」と。
「基地被害に苦しむ現実をちゃんと見てほしい!」と。

沖縄の基地問題は沖縄だけの、
沖縄の人たちだけの問題なんでしょうか?




  


Posted by つむぐ at 14:45Comments(0)

勝訴を

2006年08月29日

心待ちしています。

明日、福岡地裁で薬害肝炎九州訴訟の判決が下されます。

福田衣里子さんをはじめ原告側の全面勝訴を心待ちしています。
  


Posted by つむぐ at 11:42Comments(0)