ご存じですか?
2008年09月15日
その1
1609年4月
薩摩の島津氏が3000名の武装兵を動員し、琉球を侵略したことを。
一つの国として、日本と異なった歴史を歩んでいた琉球国とその民衆を武力で侵略しても、迫害してもいい存在だと見ていた。
1903年3月から7月まで
大阪で開催された勧業博覧会で「学術人類館」と称する見せ物小屋が設置され、アイヌ、台湾先住民、朝鮮人、ジャワ人、トルコ人などとともに琉球人が生きたまま展示された。
人間を生きたまま見せ物にする思想は差別の最たるもの。
この流れは今日まで引き継がれているのではないか。
たとえば、原色豊かな近海魚の数々、豚の顔、ゴーヤー、へちまなどなど、文明から未開を見るような蔑みの眼差しで見ていたのが、テレビやマスコミの作られた沖縄ブームの影響で、手のひらを返したように沖縄のすべてを絶賛する流れは、もうひとつの差別ではないのか。偏見ではないのか。
そう思わずにはいられない。
(つづく)
Posted by つむぐ at
13:31
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