この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  

Posted by 滋賀咲くブログ at

肝炎・市民公開講座

2009年01月16日





2月1日(日)14:00~16:00
草津市立市民交流プラザ



「肝臓病・市民公開講座」を開催します。


肝炎に関心のおありの方、興味のおありの方、


そして、肝炎で悩んでおられる当事者の方、そのご家族の方、


お気軽にお越しくださいませ。入場は無料です。



滋賀肝臓友の会、シェリング・プラウ株式会社の共催です。


草津市、栗東市、社団法人草津栗東医師会、社会医療法人誠光会草津総合病院が後援です。


講演は

社会医療法人草津総合美容院副院長


小山茂樹医師です。


演題は


「ウィルス性肝炎とは?」
  
タグ :肝炎


Posted by つむぐ at 19:58Comments(0)

一人の女性の投稿から気づいたこと

2009年01月16日



2002年5月、滋賀沖縄県人会主催による「『復帰』30年を考えるつどい」に参加した時のことです。
この時手にした資料を読んで衝撃を受けました。
というのも、那覇市在住の女性が新聞に投稿した記事のコピーが載っていたからです。



 「(前半部省略)ところで、今の日本は周辺事態法を持ち、アフガニスタン戦争に出兵し、そして有事法制を成立させようとしている。
次に来るのは憲法の改悪、徴兵制だろう。
人々は言う。
『戦争には反対なんだけど、仕事が忙しくて反対運動に参加できない』
『戦争には反対なんだけど、今の反対運動って魅力がないからしない』
『戦争には反対なんだけど、反対運動ってなんか怖くってできない』
『戦争に反対だから何か反対運動したいけど、やるからには効果的なことがしたい。でもそれが何かわからないから今はやらない』
『戦争には反対なんだけど、自分なりに平和について考えていきたいから、反対運動はしない』
『戦争には反対なんだけど、今の私には社会的影響力はない。もっと出世してから行動する』
『戦争には反対なんだけど、もっと戦争論や有事法制について勉強してから反対運動はしたい。だから今はしない』。

今すでに自衛隊の軍艦はインド洋にいる。間に合うだろうか」。と。
 



これを読んで、「本土」に住む私たちに対する痛烈な批判だと感じました。
私はどのパターンに入るのだろうかと悩みました。


いまや、憲法を改悪するための国民投票が日程に上り、自衛隊を「海賊対策」の名目でソマリアへ出兵しようとしているのです。


肝心なときに声を上げなくて、いつあげるんでしょうか。


「おかしいことにはおかしい」と声をあげたくてもあげられないようになっていたなんて、私はイヤなので、声をあげ続けます。  
タグ :沖縄


Posted by つむぐ at 12:30Comments(0)

自分史2=沖縄と私その6

2009年01月16日




沖縄と私【その6】



 沖縄の人たちが率先して米軍基地を誘致したわけでもなく、逆に銃剣とブルドーザーで土地を暴力的に奪われ、そこに人殺しの基地がつくられていった歴史を見ようともしないで、「基地関連で働いたり、米軍相手に商売している人もいるので、基地はいるんじゃないか」とか、もっと傲慢な言い方では、「日本を守るためには沖縄に基地は必要なんだ」とか言う意見もありますが、こんな意見を持っている人に限って、自分の街に基地が来たら真っ先に反対するんだと思います。
 ま、これはあくまで予断と偏見ですが。


 少し話題を変えて。
 滋賀県には2000人を優に超える沖縄の人たちが期間工として働きに来ているといわれています。
 もちろん、それ以上の方が、滋賀県に生活の場を移して生活していると推測されます。
 2001年、放映されたNHK「ちゅらさん」の爆発的な人気で、沖縄の人たちに対するイメージができあがりました。
そして、沖縄に住んでいる人たちはみんな穏やかだ、暖かくて、心和む人たちだというイメージができあがり、沖縄の女性を見るとみんな「ちゅらさん」というニックネームが付いたりしたそうです。
 しかし、現実は、2001年、滋賀県内の小学校で子ども同士の口論の中に「おまえはエイサーやってるから、琉球人やろ」という、何ともビックリする言葉が出てきました。
 詳しい経過は省略しますが、私たちはケンカするとき、口論するとき、自分の正当性を押し通すために、相手をできるだけ罵倒したりすることで、少しでも有利な立場に立とうとします。
 その時に出される言葉は、相手を少しでも弱い者として、自分より劣る者として、描こうとするので、その時の言葉は往々にして差別発言だったり、相手の人格を否定する発言だったりします。
 この小学生も相手を自分より低い者として描き、負かすために、琉球人という言葉を使ったものです。
言われた子どもは沖縄出身者でもなく、滋賀で生まれ育った小学生だったんですが、「琉球人」だと言われたことで落ち込んでしまったというおまけも付いています。


 このやりとりを聞いた県内の沖縄出身者が、小学校の担任に抗議したところ、その担任は「(発言した)あの子もいい子なんです。だから差別発言じゃないんです」と言ってのけたということです。
この担任、同和教育には熱心だったそうです。
 その後の経過を聞きたくて、お互いが連絡を取り合い、2003年8月24日の夕方、沖縄館という滋賀・沖縄県人会の事務所で話し合いがもたれることになったんですが、その担任の先生は約束の時間より30分も遅れて電話を掛けてきて、いわゆるドタキャンをしてしまいました。ま、それはそれでいろいろな事情があるので仕方ないことなんですが、二学期に入っても、時間を調整して会いましょうということになったのですが、あれから5年半、電話の一本もよこさず、ほったらかしになっているようです。
また、その担任の先生の行動を支持する先生たちもいて、正直困ったもんです。
 さらに、「琉球人」だと言われてショックを受けた子どもの両親は、自分たちでは沖縄差別に対してなにも声を上げず、すべて沖縄出身者に丸投げしたばかりか、沖縄出身者や沖縄差別発言を大きな問題だと気づいた人たちからの鋭い批判や指摘に対して、「教育関係者からの助言で関係を断絶します」とFAXを送りつけてきたのです。開いた口がふさがりません。


 しかも、この両親らは沖縄差別や米軍基地問題を抜きにした芸能オンリー活動を各種イベントやなんと人権啓発の場でも繰り広げているそうです。
 で、この人たちは2007年の2月に開かれた人権啓発のステージで「アイヌの人たちの言葉も沖縄の人たちの言葉も方言」だと言ってのけてしまっています。この場にいた人たちの中には、人権の教育や啓発を実践している人たちが多くいたんですが、自分たちはそのような差別発言を聞いていても何も声を上げず、「おかしい!」と声を上げた人びとを非難する論陣が張られていて、もう分けがわからなくなっています。


 常日頃から、おかしいことにはおかしいと声を上げていこうと言っている人たちが、おかしいと声を上げた人たちを非難する、「何が目的なんや」とまで非難するって、これこそおかしいと思いませんか。


 もうひとつ。「琉球人差別発言」を聞いた、人権関係の職に就いている人は、この人もエイサーを小学生らと一緒にやっていたんですが、この人はなんとなんと、「私らはウチナーンチュにウチナーンチュとしての誇りを取り戻すためにエイサーをやっているんだから、自信を持ちなさい」とその両親に電話で告げたそうです。この発言のおかしさ、まちがい、わかりますか。
 例えば、日本が朝鮮半島を侵略し、朝鮮文化を潰し、朝鮮民族の名前を奪い、誇りを奪ってきた日本民族、日本人が、何の歴史的な反省もなく、チャンゴを演奏しながら「これはコリアンがコリアンとしての誇りを取り戻すためにやっているんだ」と言ったとします。
 わかりますか。この傲慢な言い方。


 さらに、この「琉球人差別発言」を聞いて一年間なにも声を上げず、突然、「抗議の方法が間違ってる」なんて平気で言う方も現れました。

(つづく)
  
タグ :沖縄自分史


Posted by つむぐ at 01:16Comments(2)